診療内容



※すでに通院されている方も月始めにはマイナ保険証等、資格確認ができるものを忘れずにお持ちください。
※お薬手帳をお持ちの方はお持ち下さい
当院では患者様からいただいている時間を大切に考えております。
治療時間を十分に確保するために完全予約制とさせていただいております。
やむを得ずキャンセルされる際には、2日前までにはご連絡いただけるようお願いします。
当日キャンセル、無断キャンセルはどうかご遠慮ください。
予約をいれたい他の患者様に大変ご迷惑がかかってしまいます。
上記のようなキャンセルや時間変更が続く場合は、治療時間を確保させていただく予約をお取りすることができなくなります。
当日体調が悪い場合は遠慮なくお申し出ください。
できる限りお約束の時間にご案内できるように心がけておりますので、何卒ご理解ご協力いただきますようお願い申し上げます。
● 一般歯科
保険治療と一般的に言われています。
保険治療では、材質や術式に制限があります。(セラミックを使用した場合等は保険適用外、いわゆる自費治療です。)
自費治療の場合、治療内容や材質等により金額は変わりますので、詳細は治療時にお尋ね下さい。
● 歯周病
歯周病は全世界で人類が多く罹患している病気の一つです。
中高年の少なくとも半数以上が歯周病だと言われています。
歯周病の原因となる口の中の細菌と全身の色々な病気との関連性が昨今問題視されています。
糖尿病はもちろんのこと、動脈硬化、心筋梗塞、低体重児、早産などのリスク要因に歯周病があげられています。
歯周病は、軽度のうちは歯磨き時の出血以外自覚症状がほとんどありませんので放置しやすく、気付かないうちに進行してしまう場合が多々あります。
歯磨き時に出血しても歯医者に行こうとはなかなか思わないですし、口臭や歯茎から血が出る、歯が揺れてくるなどの症状が出る頃には、歯周病は中等度から重度の状態に進行していることが多いです。
歯が抜けてしまって困らないためにも、歯科医院での定期的な歯の検診、歯石除去がとても重要です。
● 小児歯科
子供の虫歯は大人と比べて進行が早く、1つ虫歯ができるとすぐに他の歯にも虫歯が出来てしまいます。
子供さんの場合は、大人のように麻酔をして虫歯を削る等の治療は、嫌がってなかなかさせてもらえません。
保護者の方、および子供さんとご相談のうえ、個々の子供さんに応じて出来る範囲の治療を行います。
必要と考えられる場合は大阪大学歯学部附属病院小児歯科へ紹介させていただきます。
虫歯がない時から、歯科医院にて歯のお掃除や歯磨き指導、フッ素塗布(フッ素塗布は自費治療です)を定期的に受けることをお勧めいたします。
歯科医療機関で歯科医師による判断のもとでのみ行うことのできるホワイトニングです。
お気軽にご相談ください。

家で行っていただく作業(薬剤を入れる・マウスピースを口の中に入れる)を練習します。これらの作業はとても簡単で、慣れれば1〜2分で出来ます。


ホワイトニング前にとらせていただいた歯の写真と見比べて、どの程度白くなったかを確認していただきます。
当院では自宅でできるホームホワイトニングをおこなっております。
歯のホワイトニングをする為に歯科医療機関で歯科医師、歯科衛生士(歯科医師指示のもと)が医療ホワイトニング行為をいたします。
加齢や飲食で変色してしまった歯にホワイトニングジェル(過酸化尿素含有製品)を使用し歯の内部の黄ばみを分解します。
※非医療ホワイトニングである歯の表面の着色汚れを除去する化粧品該当製品やホワイトニング歯磨き粉成分(成分:重曹・ポリリン酸・酸化チタン等)とは異なります。
【ホワイトニングの注意事項】
・白くなるのには限界があります。
・ホワイトニングの効果には個人差があります。
・冷たいものがしみる等の知覚過敏や痛みが生じる場合もあります。
・着色の原因や歯の状態によってホワイトニングが行えない場合もあります。
【ホワイトニングが行えない場合】
・虫歯がある場合(重度の虫歯の場合は先に治療することがあります)
・妊娠中、授乳中の場合
・薬剤アレルギーのある場合
・小児(歯の成長が終了していない場合)
・無カタラーゼ症の方
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に呼吸が止まる状態が繰り返される病気です。
睡眠は日中に活動した脳を休め、身体の疲労を回復させる為にかかせないものですが、睡眠中に何度も息が止まることで脳や身体は酸素不足になり熟睡できなくなります。
その結果、日中の強い眠気、倦怠感・集中力の低下などが起こり、社会生活に影響を及ぼす様になります。

また血液中の酸素が欠乏することによって、心臓、脳、血管に負担がかかり脳卒中、心筋梗塞、高血圧や不整脈等のリスクも高まります。
命に係わる疾患の誘因になり得ますので適切な治療を行うことが大切です。
●こんな症状に注意
・毎晩、寝ている時にいびきをかく
・いつも眠りが浅い様に感じる
・日中強い眠気におそわれる
・寝ても朝に疲れがとれていない
・寝ている時に息が止まっていると家族、友人から言われる
(目が覚めることがある)
●睡眠時無呼吸症の主な合併症
・脳梗塞
・心筋梗塞
・不整脈
・高血圧
・糖尿病
まずは耳鼻科・内科等を受診していただき、必要な場合は検査を受けていただきます。
検査の結果、睡眠時無呼吸症候群の治療に口腔内装置が適応であると判断された場合に歯科宛てに口腔内装置作成の紹介状を書いていただきます。

それで初めて歯科で保険適用のマウスピースを作製することができます。
患者さんそれぞれの歯型に合わせてマウスピースを製作しますが、最初は歯や顎の痛みがでることもあります。
はじめは装置の違和感を強く感じることが多いです。
頑張って少しずつ慣れていく必要があります。
保険の装置

下あごを前方に突き出した状態で上下のあごを固定します。
寝ている時に落ち込んだ舌を前方に引き出して、気道がつぶれないようにする装置です。
水分を補給したい場合は口から装置を取ってもらう必要があります。
自費の装置

ソムノデント アヴァント
寝ている時に落ち込んだ舌を前方に引き出し気道がつぶれないようにすることと、上下の開閉に併せ左右側方に自由度があります。
装置をつけたまま水を飲むこともできます。
また顎関節・拘束感の影響が比較的少ないです。
(顎関節疾患、歯ぎしり等を合併している患者さんにも効果があります)
下顎位置の調整は専用ストラップで簡単に行うことができます(1mm単位)

・口の中が乾く
・滑舌が悪くなった気がする
・かめないものが増えた
・固い物が食べづらい・・・
と、お口のトラブルを感じている方はオーラルフレイルの状態によるものかもしれません。
※オーラルフレイルとは
「オーラル=口」「フレイル=虚弱」という意味で、かむ・飲み込む・話をする為の口腔機能が衰えていることを指します。
口腔機能低下症とは
加齢だけではなく虫歯や歯周病・歯の喪失・全身の病気・薬の副作用等様々な要因によって、口腔内の環境の悪化・唇や頬、舌の筋咀嚼障害・摂食嚥下障害など口腔機能障害を引き起こします。
口腔機能低下症を予防、治療していくことは、摂食、嚥下の障害・低栄養・要介護状態になるリスクの軽減につながります。
口腔機能低下症の検査(検査機器を用いて口腔機能の状態を数値化します)
1、口腔衛生状態不良の評価
舌苔の付着(舌の汚れ)検査を視診で行います
2、口腔乾燥の評価

口腔乾燥の状態を「口腔水分計ムーカス」を使い唾液量を測定します。約2秒で測定できます。
3、咬合力低下の評価
現在の歯の本数により評価します
4、舌口唇運動機能の低下の評価

「パ」「タ」「カ」を発音して舌と口唇の運動機能を「健口くんハンディ」で測定します(発音回数を自動的にカウントします)。
口唇・舌・軟口蓋の動きを評価します。
5、低舌圧の評価

舌圧測定器を使用し、舌の筋力を測定します。
舌と上顎の間でバルーン(風船)を押しつぶすことにより舌の最大圧を測ります。
6、咀嚼機能低下の評価

グミゼリーをかんでいただき、溶け出たグルコースの値を「グルコセンサー」で 測定し、具体的にどれくらいかめているかを測定します。
咀嚼運動でどのくらいかめているのかを具体的な数値であらわします。
7、嚥下機能低下の検査
嚥下機能を調べるために、嚥下スクリーニング検査を記入していただきます。
10問の質問に答えるだけで簡単に嚥下状態をチェックできます。
以上7つの検査結果に基づいて、口腔機能低下の評価を行います。口腔機能低下症と診断された場合は、現状に応じて舌や口唇の運動範囲を高める訓練や咀嚼運動の練習、唾液の分泌を促すストレッチなどを提案させていただきます。
継続的に口腔機能の診断と口腔管理の指導を受けていただくことで、口腔機能を維持・回復することのお手伝いをさせていただきたいと思っております。
お子さんには

口唇閉鎖力測定器 「りっぷるくん」(自動測定器)・「リットレメーター」(手動測定器) を使用します。
口を閉じる力が弱いと口の中が乾燥しやすい
→・口呼吸になりやすい
・虫歯、歯周病になりやすい
・アレルギー疾患をひきおこしやすい
改善が必要な場合は、口の周りの筋力トレーニング方法等を指導します。